生態学&人類学講義。面白くて眠れなくなる進化のお話し。

 

おばんです。くらむぼんです。今日はうちの大学の授業に特別講師が来てくださり、生物学の授業を受けました。普段とはまた違った目線で面白かったのでまとめとくかなあ、と。

その人は東大で研究している人なんですが、講義はとても楽しく聞けました。学問分野としては、「生態学&人類学」なんてものになりそう。

ほいじゃ、僕が興味もったとこつれづれ綴ってきます。

 

〇アメリカと日本では遺伝的バックグラウンドが異なる=医療の多様性。同じ薬を与えれば同じように効くというわけではない。

〇ある兄弟がいたとする。兄弟の兄から見ると、自分の遺伝子の半分を弟は持っている。(どちらも半分は母の遺伝子をもっているから)よって、兄から見れば兄:弟=2:1の割合で自分が優遇されるべきである。

しかし、母から見ると兄弟はどちらも自分の遺伝子を半分受け継いでいる。よって扱いは(生物学的には)均等であり兄:弟=1:1

 

これめっちゃいいですね。生物って利己的なんだなあというのがわかります。けれどなんやかやその利己性が関連しあってうまくいっているのです。

 

〇文化とは……習得された行動と行動の諸要素の総合体であり、その構成要素があるひとつの社会のメンバーによって分有され伝達されるもの。

だそうです。また、講師の先生は人間はハードウェア自体を変化させるのではなく、ソフトウェアに外界を合わせることにも長けた生き物だといっていました。服なんかも、自分の周囲の環境を良いものにしようとする代表例です。

 

ところでこの文化、「伝達されるもの」と書いてあるのがいいですね。分有とか共有されるものとしたらその社会で一般的とされてるだけのものな気がしてしまいますが、伝達といわれるとその伝わる過程での変化とかひしひしとその雰囲気が伝わってきます。

 

伝達は横世代(同世代)と、縦世代(先祖、後継)の2つへの意味を持っていそうですね。そうだとすると、時間的な広がりも含んでいるとても良い表現だと思います!

 

また、人間は個体学習を許容する社会体制ができているためにこんなに急速に世界中に広がれたのだとか。社会が「try&error」式の失敗をサポートして、特異な個体が生き残ってきたからこそ石器の著しい変化などがみられたといいます。

 

〇おばあちゃん仮設

これは僕もいつか聞いたことありますよ。おばあちゃんはもう生殖機能も失っていて、生物としては自己の複製の役割を終えているように思えます。しかし、なぜ長生きするのでしょうか。これは長年生きてきた知恵を生かすことによって家族全体を救い、結果として、自分の遺伝子をより後世までつなぐことができるためと考えられています。

 

〇人間が二足歩行になったのはなぜなのか。ゴリラ、チンパンジーとの違いはいったい何か。

これは、人間が群れを作るようになり、食料を持ち帰るようになったためという説が有力だそう。

 

 

〇ホモ・フロレシエンシスは島に住む種で、脳が小さい。脳は大きいほど環境適応も強いものだと思われていたが、この種は島などで敵が少ないのに、高度な石器を用い、また火を使用する。脳は大きいばかりでなくとも良いようだ。

社会的仮設(マキュベリズム的知性)→社会が大きくなるほど脳が大きくなるという仮説。

 

 

〇肉を解体+火を立てる場所=炉(ろ)

このように空間の使い分けをするようになったのはネアンデルタール人からで、ホモサピエンスにはなかったことらしい。

 

また、このころに死者を弔う儀式性の証拠が見つかったそうな。なんと、花が供えられていたらしい。埋葬されたところから見つかったということ。

 

〇アクセサリーをつけたのはなぜ?

アクセサリーをつけるのはなぜか?今の次代はファッションとして、自分をより魅力的に見せたり、自分を表現したりするのに使う。かつてはこの「表現」が権威などを表すものととらえられる。

だが、別にコミュニティーが閉じられたものであるならば首飾りはいらなかった。ネアン型からクロマニヨン型になるにつれ家族単位で生活し、グループ感での社会的なかかわりが生まれた。

 

他者との関わりができるようになると、社会的アイデンティティを示すためにアクセサリーなども生まれだした。

 

〇貝塚からの仮設

貝塚は食べ物のゴミ捨て場だと今まで考えられてきた。

しかし、人間の骨が貝塚から見つかった

カニバリズムではないか?

だが、すべての骨がきれいに揃っていた。

食べ物も人間もその霊魂を神の元へ帰すという「送り」の場となっている。

すなわち、貝塚は「タマ」を常世へ還す場所なのかもしれない。

 

 

 


eipin219

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